宝石箱のような工場 - ホーム・ マガジン


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長野(日本)に所在する工場「ベルーガ(白イルカ)」の消え入るようにピュアなラインは、ここでつくられる特別な素材「BLANC BIJOU(白い宝石)」のイメージを映し出す。

その比重はコンクリート並み、熱や化学的衝動にも強い純白の素材とは何か?時間がたっても永久にその白さを保つ一風変わった素材とは?それは「BLANC BIJOU」―この呼称は、同名の会社の若き創設者、春日秀之の命名によるものである。 春日秀之は、1896年に曽祖父が創設したNiKKi Fron社の四代目として、2009年同社代表取締役社長に就任。この時、彼はこの素材の持つ美しさに対する想いを社内で語ったという。社内では、以前から工業分野で使用されてきたこの素材の美しさが注目されることは、これまで一度もなかったのである。その理由は、この素材が半貴石の「蛍石」を原料として製造されるフルオロポリマーをベースとしている、という点にあった。蛍石からできる特殊なパウダーを押し固め、高温で加熱して誕生するこのフルオロポリマーは、化学、自動車、半導体、医療用インプラントなど、日本の先端産業において50年も前から使用されてきたものなのである。BLANC BIJOUは、この素材に隠された美的特徴に注目することで日の目を見ることになった。戦後の日本において、フルオロポリマーはその希少性と特別な品質から「白い宝石(bijou blanc)」と称されていた。  今日、春日秀之は、現代芸術のクリエーターやデザイナーに対し、芸術的表現の新たなフォルムの1つとしてBLANC BIJOUを提案したいと考えている。BLANC BIJOU社は、本社をパリに構えているが、この特別な素材の製造に適した環境を重視し、製造拠点は日本アルプス山麓の長野県に置いている。

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「メゾン・エ・オブジェ」でグランプリの「ハイライト・マテリアル」を受賞!


  • 「メゾン・エ・オブジェ」 春日秀之
2012年1月20~24日
世界屈指のインテリアの見本市


「2012年のハイライト・マテリアル」

BLANC BIJOUは、3000点以上の競合の中から、見る目の肥えたデザイナーやクリエイター向けの、最も革新的で最先端の素材として取り上げられた。そして、BLANC BIJOUは世界最大規模のインテリアの見本市である「MAISON & OBJET(メゾン・エ・オブジェ)」にて、2012年のハイライト・マテリアルを受賞した。

エティエンヌ・コシェ氏が代表を務めるフランスの国際機関であるSAFIは、春日秀之を招待し、NiKKi Fron社独自の製造方法含め、BLANC BIJOUの紹介をさせた。 400㎡の広さの空間で、BLANC BIJOUのオリジナル作品や、最先端の医療分野や航空分野などの工業用素材が蛍石から製造されるまでのプロセスが紹介された。 NiKKi Fron社がBLANC BIJOU素材の可能性を発掘して、デザインやアートのプロに提供するようになるまでは、この素材は決して公の場で発表されることはなかった。

BLANC BIJOUが公に発表された年は、NiKKi Fron社の創立115周年の年でもあった。春日秀之主導によるBLANC BIJOUの構想は、日本の技術とフランスの芸術的な感性のコラボレーションから生まれた。1896年のNiKKi Fron社の創立から、時代を越えて未来を見据えた研究者精神は受け継がれてきた。現代の新しいビジョンは、デザインやアートへと向けられている。


  • ブランビジュによるメゾン・エ・オブジェの空間演出 012012-OK 2
  • メゾン・エ・オブジェ  展示 A
  • メゾン・エ・オブジェ  ブランビジュの工業用素材
  • メゾン・エ・オブジェ  2012 一月

ファイン・アート・アジア2012(香港)


  • Galerie Pierre.M Dumonteil
2012年10月

27×19×19 cmのうさぎの彫刻、ジョキオはBLANC BIJOUでつくられた最初の彫刻作品として、正式に発表されました。フランスのアーティスト・彫刻家のジャック・オブザレック氏の作品です。この初作品は在香港の日仏両総領事とBLANC BIJOUの共催でVIPルームを貸し切り、マスターピースとして発表されました。

BLANC BIJOUの伝道大使、ドミニク・ブシェ氏によるBLANC BIJOUのテーブル・アート


  • DOMINIQUE BOUCHET (c)slama_3
食卓の宝石

ブシェは、フランスと、第二の祖国である日本の間で生きている。


故郷のシャラント県からパリに出たのは、彼がまだ17歳のときだった。すでに頭の中では一流のフレンチ・シェフになることを夢見ていたのである。そして彼は、シンプルな中にも風味と地方色のある料理を学んでいった。 勤勉に働き、20歳のときにはホテル・コンコルド・ラファイエットのレストランのオープンのため、ジョエル・ロブションと契約した。その2年後には、彼はロブションの右腕になっていた。 その後、ドミニク・ブシェは星付きシェフの仲間入りをし、以来それを維持している。1978年にはレストラン・ル・ジャマン(パリ)のトップシェフになり、2つ星を獲得した。 1981年、クロード・テレイユはトゥール・ダルジャンのトップシェフに彼を迎え、東京でのレストランオープンを任せた。

ドミニク・ブシェは27歳の時に日本に出会い、最年少での3つ星シェフに輝いた。シェフとしてのキャリアにおける大きな転換期であった。 その後、シャラントに戻ってから、彼は自身のレストラン「ムーラン・ド・マルクーズ」をコニャックの近くにオープンし、12年間2つ星を獲得し続けた。 ドミニク・ブシェは再びホテル・ド・クリヨンに入り、クリスチャン・コンスタンのもとで7年間修業した。2004年、彼はついにレストラン・ドミニク・ブシェをパリ8区のトレイヤール通りにオープンした。 フランス人シェフの中で最も日本に精通する彼は、日本とフランスの間で、高級品の輸出入も手掛けている。彼は、日本の独特な文化にすっかり魅せられているのである 2013年7月、彼はドミニク・ブシェとしての初のレストランを東京・銀座にオープンした。 そんな折、彼は2012年のハイライトマテリアルに選ばれたBLANC BIJOUを生み出したhide kasugaと出会ったの。このBLANC BIJOUはブシェに、フランスと日本における「アート・オブ・ライフ」の橋渡しであるかのような印象を与えた。蛍石から作られる永遠に白い素材、なめらかな手触り、感性的な質感、大理石のような品格…。これが、BLANC BIJOUとドミニク・ブシェ氏のコラボによる「テーブルアート」が生まれるきっかけとなった。
  • キャビアケース(閉じた状態)
  • キャビアケース (開いた状態)
  • 野菜と果物用ボール
  • ツバメの巣をイメージした前菜
  • 前菜
  • テーブルウェア

八角形のモニュメント(山形、日本)


  • タイトル:八角形モニュメント
2012年6月

山形県に建てられたBLANC BIJOUの八角形のモニュメントは、建築分野における初めてのBLANC BIJOU作品です。フランスで活躍中の著名な日本人建築家の作品で、東北復興と、ある企業のシンボルとして建てられています。

ジョキオのミニチュアの寄贈(香港)


  • hide kasuga et le consul de France
2013年1月

hide kasugaが在香港のフランス総領事、アルノ・バルテレミ氏にジャック・オフザレック作のBLANC BIJOUのうさぎの彫刻、ジョキオのミニチュアを寄贈しました。彫刻のシリアルナンバーはフランス革命の1789年にちなみ、89番をプレゼントました。

ジョキオのミニチュア、リリース(パリ)


  • Jokio chez Mauboussin
2013年2月

ジャック・オフザレック作のBLANC BIJOUのうさぎの彫刻、ジョキオのミニチュアを、サインと番号入りの500体限定で、モーブッサンのサンジェルマン・デ・プレ店でリリースしました。

駐仏日本大使、小松一郎閣下の大使公邸


  • Résidence de l'ambassadeur du japon
アートと伝統的技術の融合

現代アートとしてBLANC BIJOU素材を公式発表した際に、春日秀之は駐仏日本大使の小松一郎閣下に、目の部分が赤い宝石のように光るBLANC BIJOU素材でできたウサギの彫刻を贈呈した。

そのウサギは春日秀之のオリジナルの作品である。彼は、家族企業であるNiKKi Fron社の1896年の創業に敬意を表して、「HIDE KASUGA 1896」とサインした。このウサギの彫刻の贈呈は、フランスと日本をつなぐアートや技術や伝統の融合を象徴している。人々の感性に訴えかけるBLANC BIJOUは、永遠に白く、独特の触り心地があり、純粋さの象徴とも言えるだろう。

春日秀之は小松一郎閣下に、フランスの現代彫刻家であるジャック・オブザレック氏のBLANC BIJOUの彫刻作品も紹介した。

ジャックは1961年に生まれ、パリで生活している。春日秀之との出会いは、彼の彫刻やその素材に対するビジョンを大きく変えることになった。BLANC BIJOUで作られるジャックのウサギの彫刻作品のJOKIO(ジョキオ)は、2012年10月の香港での「ファイン・アート・アジア」において公式に発表されることになる。

  • Lapin
  • son excellence Ichiro KOMATSU Jacques OWCZAREK Hide KASUGA

プレス・リリース:BLANC BIJOU初の彫刻作品のお披露目


  • UP MAGAZINE dot com mai 2013 c
特別なウサギ、BLANC BIJOUで製作された初の彫刻作品が、香港のファイン・アート・アジア・コレクションにて公に発表された。そのウサギの名前はJOKIO、BLANC BIJOUでつくられた初の彫刻作品だ。

BLANC BIJOUは希少で高価な素材から作られている特別な素材である。永遠に白さを保ち、独特の触り心地があるこの素材は、アートの世界において特別な存在である。 このジャック・オブザレック氏による作品は、2012年10月4日から7日まで、ファイン・アート・アジア香港にて紹介されている。

BLANC BIJOU 希少な素材である蛍石から作られる特別な素材である。永遠に白さを保ち、柔らかく滑らかな触り心地である。 この独特な素材は、2012年1月のパリインテリア見本市であるメゾン・エ・オブジェにおける国際展示、「Now design à vivre」で紹介された。また、その年の「ハイライト・マテリアル」を受賞した。


彫刻家であるジャック・オブザレック氏は、BLANC BIJOU創業者である春日秀之とパリで出会った。そして彼は、希少なBLANC BIJOU素材で独自の作品を制作した。彼は作品制作のための新しい素材を探していたのだが、BLANC BIJOUは彼に新しい観点のクリエーションをもたらした。ジャック氏によれば、それは「白さと独特の触り心地により生み出された絶対的な安心感」であった。 こうして、BLANC BIJOUは彫刻作品と新しい関係を確立した。ジャック・オブザレック氏は、この独特の素材がアーティストやデザイナーの新しい才能を開花させ、コレクターにも新しい経験をもたらすことができると考えている。

ジャック・オブザレック氏の作品は、2012年10月4日から7日まで、ファイン・アート・アジア香港のピエール・デュモンテイユのギャラリーにて、一般公開されている。

BLANC BIJOUは、化学の研究者でもあり技術者でもある春日秀之の主導により展開されてきた。それは、1896年から家族代々続くビジネスに基盤を置いている。麻や亜麻の問屋から始まり、現在ではその“the NiKKi Fron park ”により、世界中から注目を集めている。1944年、絹と麻で装飾された製品やポリマーのデザインに特化した研究開発部隊が確立された。そして2009年、春日秀之がNiKKi Fronの代表に就任したころには、世界的な金融危機が訪れていた。そのような中で、春日秀之は、NiKKi Fronの職人たちの能力の高さや開発能力に着目し、不変的な白さを持つフルオロポリマーの改良をすることを決意した。


21世紀の賢者の石が生まれた。 その白さや卓越したその触り心地に魅了され、春日秀之はBLANC BIJOUプロジェクトを構想し、自身が研究のために数年を費やしたフランスのパリに拠点を置くことに決めた。

春日秀之の目標は、BLANC BIJOU素材で特別仕様のオブジェを製作することである。その骨組みを考え、実現可能性を探るのに、2年間はかかるであろう。 2011年には、NiKKi Fron社が創立115周年記念を迎えた。その頃、最先端分野における製品の価値観は、機能価値から感性価値へと推移していた。 BLANC BIJOUは感性的な世界を表現している。それは、科学と感性の融合でもあり、人々の創造力に訴えかけるデザインと革新性にもたらされる新たな世界なのである。 日本政府は春日秀之に対し、BLANC BIJOUの活動や価値、ビジョンに基づいて日本文化を海外に広めていく役目を与えている。 香港はBLANC BIJOUにとって特に象徴的な場所である。BLANC BIJOUの原料となる蛍石は、17世紀頃にイギリスの学者に発見された。イギリスの蛍石は美しい蛍光を発することで有名である。蛍石(フローライト)という名前はラテン語を語源とし、19世紀にフランスの科学者に名づけられた。この希少な石の最大の埋蔵量を誇るのは中国である。熟練した職人技術によって生産されるBLANC BIJOUには、日本の革新性とフランスの芸術性が融合されている。

世界最高クラスのクリエーターやコレクターにとって、新たにこの上なく優れたクリエーションの時代が始まった。 BLANC BIJOUの作品は、パリ、ニューヨーク、上海にあるギャラリー・デュモンテイユで展示されている。
  • 香港_デイリーニュース_2012年9月 21日
  • 香港 Economic Journal_2012 年9月 28日
  • UP MAGAZINE dot com mai 2013 b
  • 「LIVE IT UP」の表紙_2013年1月  BLANC BIJOU
  • HKCD 2012年10月14日
  • 「アップ・ マガジン ドットコム」2013年5月
  • Blanc Bijou LE MONDAIN 03 novembre 2012 b
  • 2012年10月「モダン・ホーム」の表紙
  • 「アート」香港 2012 年10月
  • LE MONDAIN 03 novembre 12 a
  • ARTACTIF dotcom octobre 2012
  • Bensimon Gallery パリで2012 年7月